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お勧めメルマガ 017号
発行日:2015年11月01日(日)09:00
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1.┃ Money – AUS$
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今回は前回の「US$」に続きオーストラリアのお金のお話です。
■ Polymer Banknote
オーストラリアの紙幣はポリマーでできた polymer banknote(ポリマー紙幣[プラスチック
紙幣とも])です(「合成樹脂」であって紙ではないので「紙幣」というのはおかしいのですが
「ポリマー銀行券」というのも不自然なので)。ポリマー紙幣はオーストラリアで開発され、
1988年に最初に発行されました。現在では世界20カ国以上で同様な紙幣が使われています。
導入の主目的はセキュリティ向上(つまり偽造防止)だったようで、「透かし」に相当する
部分には透明なフィルムが使われていてユニークです。手で破ることはできないほど丈夫で、
しかも「紙」ではないので耐水性に優れるというという利点があり、製造コストは高くても紙の
紙幣よりも耐用年数がずっと長いそうです。
水に強いので、ビーチに海水浴に行った時にお金を身につけたまま泳げます!
■ 硬貨 ~ 1セント、2セントコインはない!
コインは、5セント、10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドルの6種類。以前は1セント
および2セントコインも流通していましたが今は使われていません。でも買い物にいくと、
たとえば$0.99と書かれた値札を目にします。つまり価格の最小単位は1セントです。
ではこの$0.99の商品を買ったらどうなるかというと、切り上げて$1の支払になります。
実は端数が1~2セントなら切り捨てて0、3~4セントなら切り上げて5、6~7セントなら
切り捨てて5、8~9セントなら切り上げて0に丸められます(英語では rounding )。
私は初めてオーストラリアに行った時、$0.99の値札を見て$1支払ったのにおつりがもらえず、
「結局切り上げて$1にするならそんな価格をつけずに、$0.95か$1にすればいいのに」と
店員さんに言ったことがあります。それに対する回答は「いや5個買ってくれたら、
ちゃんと5セントのおつりを払うよ」でした。ああ、なるほど。
ちなみにこの rounding が行われるのは現金支払いの場合で、カード支払いの場合は
1セント単位で精算されます。
■ Heads or Tails
オーストラリアの全ての硬貨の表(おもて)にはエリザベス2世(エリザベス女王)の肖像が
描かれていて、なんとその肖像は製造年が遅くなるにつれて若い姿からだんんだんと年老いて
いきます。機会があったらぜひ確認してみて下さい。
そういえば前回とりあげたアメリカの硬貨の場合は表にいろいろな大統領の肖像が描かれています。
ここで、たとえばサッカーの試合前に審判がコインを投げる(コイントス)時の決まり文句
heads or tails (表か裏か)を思い出して下さい。表のことを heads というのは世界の
多くの国の硬貨の表には元首などの肖像が描かれているためで、その反対側である裏は
tails と呼ばれるようになったようです。
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2.┃ 冬休み・春休みの「ジュニア教室ツアー」ラインアップ!
┃ ~ アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア ~
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この夏もたくさんのジュニア教室で「教室ツアー」を実施されましたが、2015年冬休みおよび2016年春休みのジュニア教室ツアー(レディメイド型のプラン)を発表しています。
ユニゾンの「ECCグループからのお知らせ」からもリンクしていますが、下記からすぐにご覧頂けます。
http://www.lets.ecc.jp/teacher/tour/
http://www.lets.ecc.jp/teacher/
「ジュニア教室ツアー」の他に、ホームティーチャーの皆様自身にお勧めの「ホームティーチャープログラム」もご紹介していますので、是非一度ご覧下さい。
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3.┃ 冬休み・春休みの「グループツアー海外英語研修」参加者募集中
┃ ~ アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア ~
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「ジュニア教室ツアー」以外に、日本全国のECCジュニア生が参加できる冬休み・春休みの「グループツアー海外英語研修」も参加者を募集中です。
http://www.lets.ecc.jp/tour
小学生から大学生まで幅広い年齢層の方のための多様なコースを設定しています。
ぜひ教室の生徒さんにご紹介下さい。
いかがでしたでしょうか?
当メルマガに対するご意見、ご感想などございましたら、ぜひ ryugaku@ecc.co.jp
までお気軽にお知らせください。