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お勧めメルマガ 020号
発行日:2015年12月13日(日)10:00
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1.┃ Driving abroad #2
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前回のメルマガに引き続き海外の交通事情についてお届けします。
2回目は「交通標識」のお話です。交通標識というのは、特に(歩いているのではなく)車を
運転している場合には、ちょっと見てその意味を理解しなければなりませんし(辞書を引く
時間はない)、またその内容も安全や法令に関するものが多いので、分からなかったり、
誤解してしまうと重大な事故にもつながりかねません。ですから海外で車を運転する場合には
その国の交通法規の特徴(前回お話ししたアメリカの交差点での右折可、など)と共に、
交通標識もどんなものがあるのか確認しておく方がいいですね。
■ 分かりやすい道路標識
今回は一般的な英語の道路標識をいくつかご紹介しますが、まず最初は比較的理解しやすいもの
から始めましょう。
STOP
SPEED LIMIT 65
SCHOOL: SPEED LIMIT 25 WHEN CHILDREN ARE PRESENT
ONE WAY
NO PARKING
DO NOT ENTER
上記のようなものは一目見てほぼ内容が理解できそうです。注意しないといけないのは
「数字の単位」でしょうか。アメリカやイギリスでは道路標識に書かれた速度は「km」ではなく
「mile」です。1 mile = 約1.6km ですので、たとえば高速道路(フリーウェイ)で制限速度が
65と書かれていたら「65 miles/hour」(=「約104 km/hour」)ということになります。
ややこしいことに同じ英語圏でもカナダやオーストラリア、ニュージーランドなどでは速度表示の
単位は「km」です。アメリカから車でカナダに向かうと、カナダに入ったとたん表示速度が
「km」になるわけです。そういう背景もあるからかアメリカの車のスピードメーターには
「mile」表示が大きく書かれていますが「km」表示も小さく併記されていることがあるそうです。
■ ちょっと難しい(?)道路標識
NO TURN ON RED
LEFT LANE MUST TURN LEFT
SLOWER TRAFFIC KEEP RIGHT
NO TURN ON REDは前回のメルマガを読んで頂いた方は覚えておられるでしょうか。アメリカでは
交差点で信号が赤でも通常は右折は(注意しながら)できますが、この標識がある交差点は例外で
「赤信号での右折不可」ということです。 LEFT LANE MUST TURN LEFTは「左のレーンは左折専用
(直進・右折禁止)」。SLOWER TRAFFIC KEEP RIGHTは「遅い車は右側レーン」ですね。
DETOUR
TOLL ROAD
このあたりは使われている言葉を知らないと理解が難しいですね。DETOURはよく矢印と共に
(「←DETOUR」のように)書かれていて「迂回路」です。たとえば道路工事現場であれば
「ROAD CLOSED」の標識と共に使われます。TOLL ROADは有料道路ですね。
YIELD
GIVE WAY
この二つは同じ意味で「道を譲れ(他の車が優先)」ということですが、一般にアメリカでは
YIELD、イギリス(オーストラリア、ニュージーランドも)ではGIVE WAYが使われるようです。
そういえばニュージーランドでドライブ旅行をした時に、短い、一車線(車がすれ違う幅がない)の
橋がよくあり、たいていの場合、橋の手前に「GIVE WAY」という標識がありました。この場合、
反対側から車が橋にすでに入っている場合は橋の手前で停車して待つ(車がいなければそのまま橋に
進入してOK)ということになります。
CARPOOL. 2 OR MORE PERSONS PER VEHICLE
これは「carpool」というシステムを知らないと分かりにくいですね。「carpool」とは車の
相乗りの事で、交通渋滞緩和・環境保護のため、個人がそれぞれ自分の車で通勤・通学するのでは
なく誰かの車に同乗して行きましょう、と言う考え方です。これを促進するため道路に
「carpool lane」(カープール車線)が指定されていることがあり、たとえば「CARPOOL.
2 OR MORE PERSONS PER VEHICLE」などの表示があると、一つの車両に2人以上が乗車している
車だけがこの車線を走ることができ、他の車線が渋滞していてもスムーズに走ることができます。
VACANCY
NO VACANCY
これは交通標識ではありませんが、アメリカなどで車で旅行していると頻繁に目にします。
道路サイドに多いモーテルにはほぼ必ず「VACANCY」か「NO VACANCY」という表示が大きく
出ています。これを車から見て空き室があるかどうかが分かるので、わざわざ車を降りてフロント
まで行って「部屋ありますか」と尋ねる手間が省けるわけです。
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2.┃ 春休みの「ジュニア教室ツアー」ラインアップ!
┃ 〜 アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア 〜
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3.┃ 春休みの「グループツアー海外英語研修」参加者募集中
┃ 〜 アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア 〜
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ツアー海外英語研修」も参加者を募集中です。
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いかがでしたでしょうか?
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