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お勧めメルマガ 018号
発行日:2015年11月15日(日)09:00
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1.┃ 右と左
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■ Right Side
皆さんおそらくご存じのように日本およびイギリス、オーストラリアやニュージーランド
その他の国では「人は右、車は左」というのが交通ルールですが、北米やヨーロッパ大陸の国々、
南米やアフリカの多くの国々は反対で、車が右側通行になります。
これを踏まえて、イギリス人が日本に来て英語で挨拶をする時に日本との共通点についてこんなことを
言っていました。
We have a lot in common. We are both monarchies. We both walk on the RIGHT side
of the road, not the WRONG one.
もちろん「right」には「右」と「正しい」の二つの意味があることを踏まえて、日本とイギリスは
両方とも道の右側/正しい側を歩くよね(アメリカみたいに誤った側ではなく)、と言うジョークです。
■ ‘Right side’ vs ‘Right-hand side’
上記のジョークが示すように、right sideという表現はあいまいさ(不明確さ)を伴っています。
たとえば、
Write your name on the right side of the page.
と言われたら、「その紙の正しい(記入すべき)面に名前を書きなさい」ということなのか、
「その紙の右側に名前を書きなさい」ということなのか不明です。「右側」なら ‘right-hand side’、
「正しい側」なら ‘correct side’という言い方にすればこのような不明瞭さを避けることができます。
■ Stand on the right.
右と左で思い出すのが、エスカレータに乗って歩かない時にどちらに立つか、という話題です。
東京では左側に立ち(右側を歩く人のために空け)、大阪では右側に立つ(左側を歩く人の
ために空ける)ということが言われます。これはたまたま習慣でというだけではなく駅などで
表示やアナウンスがされていることもあります(たとえば以前は大阪の阪急電車の駅で「お急ぎの
方のために左側をお空け下さい」というアナウンスがありました。現在はなくなったようですが)。
ちなみにロンドンでは大阪と同じです。Stand on the right.とエスカレータに書かれているのを
見たことがあります。
では東京と大阪の間の名古屋ではどうなんでしょうか。答えは(私の経験では)「決まっていない。
なぜなら名古屋ではエスカレータで歩かない」(?)。大阪以外ではどちらかというと東京のように
左側に立つことが多いと聞きますが、本当にそうなんでしょうか。
■ right-wing と left-wing
「右」、「左」にまつわるお話の最後は、right-wing(右翼)とleft-wing(左翼)です
(若い人は「左翼」・「右翼」という言葉をあまり知らない気もしますが・・・)。
もちろん、right-wingは右翼が「正しい」からということではなく、またleft-wingは左翼が
「取り残された」からということではありません。由来は、フランス革命後のフランス国民議会での
座席の位置が、たまたま保守派が右側、革新派が左側だったからと聞いたことがあります。
何が左翼(革新派)で、何が右翼(保守派)かという定義は複雑です。たとえば、今の日本の
憲法を守ろうとしている人たちは「保守的」だから右翼、変えようとしている人は「革新的」
だから左翼、とはいえないのがいい例ですね。
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2.┃ 春休みの「ジュニア教室ツアー」ラインアップ!
┃ ~ アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア ~
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ジュニア教室ツアー(レディメイド型のプラン)を発表しています
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ご覧頂けます。
http://www.lets.ecc.jp/teacher/tour/
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「ジュニア教室ツアー」の他に、ホームティーチャーの皆様自身にお勧めの「ホームティーチャー
プログラム」もご紹介していますので、是非一度ご覧下さい。
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3.┃ 春休みの「グループツアー海外英語研修」参加者募集中
┃ ~ アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア ~
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「グループツアー海外英語研修」も参加者を募集中です。
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ぜひ教室の生徒さんにご紹介下さい。
いかがでしたでしょうか?
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