カナダ留学

自然を身近に感じながら学ぶ、グローバルイングリッシュ。
ヨーロッパからの移民によって開拓され、第二次世界大戦後は、世界中から多くの移民を受け入れてきたカナダ。多民族がコミュニケーションをとれるようにと生まれたカナダ英語はグローバルイングリッシュと呼ばれ、美しい発音が特徴です。また都会でも身近に自然があり、治安も比較的良いことから、日本人留学生に人気のある国の一つに。平日には語学を学び、週末にはキャンプなどでアウトドアを楽しむ留学生も多いようです。
カナダ留学 都市紹介
治安が良く、物価も比較的安い。グローバルイングリッシュと呼ばれる、クリアな英語が学べる。
- ○首都:オタワ
- ○人口:約3413万人(2010年)
- ○面積:約997万㎢(日本の約26倍)
- ○言語:英語/フランス語
- ○通貨:CAドル
1ビクトリア
気候が温暖で定年後の居住地として人気の街。別名「ガーデンシティ」と呼ばれ、町には花が咲き乱れている。
2バンクーバー
近代的な大都市でありながら、海と山の豊かな自然に囲まれた美しい街並みを持つ。日本の食材が揃う店が豊富。
3カルガリー
ロッキー山脈の麓に位置し、カウボーイの町として有名。近年は石油経済の中心地として発展を遂げている。
4トロント
先住民族の言葉で「出会いの場所」。その名の通り、多種多様な民族に出会えるカナダ最大の国際都市。
5モントリオール
セントローレンス川の中州に築かれたカナダ第2の都市。住民の多くはフランス系で、英語とフランス語のバイリンガル。
カナダ留学提携学校一覧
カナダ留学の対応プログラム
カナダ留学の費用相場
カナダ留学にかかる費用は、期間や地域により異なりますが、1か月で約54万~70万円、1年間では約310万~469万円が目安です。この中には、渡航費・学費・居住費・生活費・ビザ申請費・留学保険料が含まれます。
渡航費は往復で約22万~27万円、学費は月あたり約16万~17万円、居住費は約8万~16万円が相場です。生活費は月約2万~5万円、保険料は半年で約4万~16万円ほどかかります。ビザ申請やパスポート取得にかかる手続き費用は約3.7万~5.5万円で、健康診断料は約2万~4万円です。
また、交際費・交通費などの雑費も月あたり約3万~4万円を見込んでおくとよいでしょう。留学先の物価や滞在スタイルによって変動があるため、希望に応じて事前にしっかりと計画を立てることが重要です。
カナダ留学のメリット
ここからは、カナダ留学で得られるさまざまなメリットを紹介します。各メリットを通じて、カナダでの留学生活をより具体的にイメージしてみてください。
治安が良い
カナダ留学の魅力の1つが、「治安の良さ」です。世界で最も住みやすい都市を評価するEIUの2025年版ランキングにおいて、カナダのバンクーバーがトップ10入り(第10位)を果たしています。
(参考:EIU「Copenhagen replaces Vienna as world’s most liveable city」)
この評価は、安全性、医療、文化・環境、教育、インフラなど複数の観点で高い評価を得た結果です。
特に、銃規制においてはアメリカと比較して非常に厳しく、個人による銃の所持・携帯・使用は禁止されているため、日常生活で銃犯罪のリスクにさらされることはほとんどありません。治安が安定していることで、通学や観光、ショッピングなども安心して楽しむことができます。心穏やかに学びたい方にとって、カナダは理想的な留学先と言えるでしょう。
質の高い教育を受けられる
カナダは、教育水準の高さで世界的に評価されている国の1つです。各州ごとに教育内容やカリキュラムがしっかりと管理されており、語学学校でも質の高い授業が受けられるのが特徴です。英語力を高めたい方にとって、信頼できる教育機関が整っているのは大きなメリットでしょう。
また、教育の質は学校だけでなく、ホストファミリーにも表れています。ホストファミリーのケアが丁寧で、留学生の生活を親身にサポートしてくれることが多く、「留学が成功したのはホストファミリーのおかげ」という声もよく聞かれます。安心して学べる環境が整っている点が、カナダ留学の魅力です。
観光地や自然が多い
カナダには、世界中から観光客が訪れる自然と名所が数多く存在します。ナイアガラの滝は言わずと知れた絶景で、プリンスエドワード島は「赤毛のアン」の舞台としても有名です。また、秋にはメープル街道が紅葉に染まり、カナダならではの季節の美しさを堪能できます。
さらに、イエローナイフでは高確率で神秘的なオーロラが見られます。留学中にこうした自然に簡単にアクセスできるのは、カナダならではの魅力です。都市部に住んでいても、少し足を伸ばせば美しい景色に出会える環境が整っています。観光やアクティビティを通じて、飽きのこない毎日を過ごせるのがカナダ留学の大きな魅力です。
長期滞在がしやすい
カナダは、長期での留学や滞在がしやすい国としても知られています。ワーキングホリデー制度を活用すれば、30歳までの日本人は1年間カナダで働きながら滞在が可能です。さらに2025年4月からは、最大2回の申請が可能となり、条件を満たせば合計2年間の滞在が実現できます。
(出典:外務省「ワーキング・ホリデー制度」)
(出典:カナダ政府の公式ウェブサイト「International Experience Canada: Who can apply」)
一方、カレッジなどの専門学校に通いながら働ける「Co-op(コープ)プログラム」も注目されています。Co-opは就学と就労がセットとなっており、実践的なスキルを身につけながら学びと働く経験を両立できるのが魅力です。
いずれの制度も、語学だけでなく実社会での力を養うことができ、長期にわたってカナダでの生活を安定して楽しめます。
よくある質問
カナダに留学したほうがいい理由は何ですか?
国はどこであっても、留学で得られる経験は、あなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。日本にいたら出会うことのない多くの人との出会い、そして異文化体験を通して、あなたの視野を広げてくれる貴重な経験となります。
カナダ留学の注意点は何ですか?
カナダに限らず、外国で生活するうえで危機管理は大切になるでしょう。日本とは違う国にいることを意識して暮らすことが重要です。
カナダに1年間留学するにはいくらかかりますか?
語学留学の場合は、1年間で授業料と滞在費を合わせて約400万円の費用がかかります。※為替レートによって変動あり
カナダの語学学校とは?
4技能と呼ばれる「聞く・話す・読む・書く」をバランスよく学ぶことが語学力の向上には欠かせません。語学学校では、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングを学べるカリキュラムが組まれており、短期間でも語学力の向上につながる授業になっています。また英語が母国語でない他国の留学生と一緒に学ぶので、国際交流という有意義な経験ができるのも語学学校の良いところです。
カナダの語学留学はいくらくらいしますか?
1ヶ月で授業料、滞在費、航空運賃などを含めて約70万円の費用がかかります。※為替レートによって変動あり
カナダ留学のビザはどうする?
カナダでは、6ヶ月未満の留学には電子渡航認証、6ヶ月以上の留学には学生ビザが必要となります。
カナダ留学時に万が一があった場合の海外保険は?
ECCではAIG損保の海外留学保険へのご加入を推奨しています。様々なリスクを幅広くカバーする保険となっています。
英語が得意ではないけど、カナダ留学できますか?
もちろんできます。言葉はコミュニケーションの道具です。留学先では、色々な場面で出会う人々と「もっと話したい」という気持ちが膨らみますので、語学力は徐々に上達していきます。
カナダの生活になじめるか心配で留学を迷っています・・・。
外国での生活を不安に思う気持ちは、多くの留学生が抱く思いでしょう。しかし、留学を経験した多くの方が「行ってよかった」「また行きたい」と言っています。
カナダに長期の語学留学に行ったら帰国後の就職に不利になってしまうのか?
留学経験が不利になることはありません。むしろ留学で得られるコミュニケーション力や問題解決力は社会で活躍するうえで大切な力となることでしょう。