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お勧めメルマガ 011号
発行日:2015年08月09日(日)12:00
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★┃ 「ワーホリ」最新情報
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■ 7月からポーランド・ポルトガルとのワーキングホリデーが開始!
2015年7月から日本とポーランド、およびポルトガルの間でワーキングホリデー
制度が開始されたようです。これで日本とワーキングホリデービザ協定を結んで
いる国は全部で14カ国になります。
■ 「ワーキングホリデー制度」とは?
ワーキングホリデービザとは、「二国間の青少年の交流を促進しましょう。若い
人は時間があるから通常の観光よりも長い期間(1年間)の滞在を認めましょう、
でも若い人はお金がないから就労も認めましょう」という趣旨のビザです。古くは
1980年に日本とオーストラリアの間で開始され、以来対象の国が以下のように
増え続けてきました。
オーストラリア(1980年)、ニュージーランド(1985年)、カナダ(1986年)、
韓国・フランス(1999年)、ドイツ(2000年)、イギリス(2001年)、
アイルランド・デンマーク(2007年)、台湾(2009年)、香港(2010年)、
ノルウェー(2013年)、ポーランド・ポルトガル(2015年)
それぞれの国により就労や就学の条件、対象年齢などは少しずつ異なりますが、
おおむね「18〜30歳」、「1年間」という国が多いようです。
■ 人数の傾向
若い人の交流が進むのはいいことですが、1980年から今までのワーキング
ホリデービザ取得者の統計を見てみると、長く協定のあるオーストラリア、
ニュージーランド、カナダから日本にワーキングホリデービザで渡航してきた
人数は1991〜1992年頃がピークで(オーストラリア約3,000名、ニュージー
ランド約1,000名、カナダ約1,500名)その後20年以上減少傾向が続いており、
2013年にはオーストラリア約680名、ニュージーランド約170名、カナダ約300名
と、ピーク時の5分の1程度に落ち込んでいます。
これに対し日本からそれらの国へ行く人の数は基本的に増えていて、2013年を
みるとオーストラリアへは約10,000名、ニュージーランドに約2,100名、カナダ
には約6,500名となっており、日本に来るそれぞれの国の若者の数の12〜22倍に
なっています。
アジアにおける、また世界における日本の地位が変わってきているということ
なのでしょう。
ワーキングホリデーについての最近のお話でした。
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