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アメリカ留学でプロムに参加するのにおさえておきたいルールやマナー
プロムとは「promenade（プロムナード）」の略称で、アメリカの高校生活における最大のイベントで、卒業を目前にした高校生のために開かれるダンスパーティです。ハリウッド映画や海外ドラマで描かれることもあり、その雰囲気を知っている人は多いと思います。
}プロムは日本人留学生であっても誘いがあれば参加できます。今回はアメリカに留学する高校生に向けて、プロムに参加する方法やルールとマナーについてご紹介します。
プロムに参加するには一緒にダンスを踊るパートナーが必要
プロムはダンスパーティなので、一緒にダンスを踊ってもらうパートナーが必要になります。一般的には男子生徒が女子生徒を誘いますが、女子から誘う逆のパターンも見かけられます。
プロム参加までに簡単なステップが踏めるようにしておく
プロムに参加するまでにダンスを踊れるようになっておく必要があります。
パーティ会場によりBGMは異なりますが、基本的なステップぐらいは踏めるように練習しておいてください。
また、女子生徒の場合、ダンス本番ではヒールを履いて踊るため、高いヒールの靴に履き慣れておく必要もあります。
プロム当日はとびきりにめかし込んで参加する
映画やドラマで描かれるとおり、プロム当日、参加者はとびきりのオシャレをして参加します。男子であればタキシードやスーツ、女子の場合はドレスやアクセサリーを身に着けてプロムを楽しみます。
会場によってはドレスコードを設けていることもあるので、その場合は、ルールに沿った服装を選びましょう。また、カップルで服装の色を統一すると、一体感が生まれて一際目立つことでしょう。
男子はプロムコサージュ・女子はブートニアを用意する
プロムのファッションを考える際に忘れてはいけないのが、プロムコサージュとブートニアです。男子は女子の腕につけるプロムコサージュを、女子は男子のジャケットの襟元につけるブートニアを用意します。
当日は男子が女子を迎えに行く
プロム当日は、男子が女子を迎えに行くのがルールです。アメリカの場合、16歳から車の運転ができるので、女子の家まで車で乗り付けるという光景も目にします。
意中の女子がいる場合は、花束をもって行くのもおすすめです。
プロムのルールは12時までに女の子を帰すのが暗黙のルール
プロムは一般的に夕方から夜にかけて開催され、男子生徒が女子生徒をエスコートして参加します。この際の暗黙のルールとして、12時までには女子生徒を自宅へ帰すというものがあります。
プロム前にはレストランへ行っておくこと
プロムは夜に開催されるため、開催前にレストランに行っておくこともマナーです。
この際も、男子は女子をエスコートするということを忘れず、予約から支払いまでのすべてを引き受けましょう。
ただのダイナーではなく、少し高級なレストランに行くことになるため食事のマナーはマスターしておきましょう。
ナイフとフォークを器用に使えるようにしておくと、スマートに食事できます。
また、せっかくのタキシードやドレスが汚れないように、食べやすい料理を注文する細やかな気配りも大切にしましょう。
プロムのフィナーレはプロムキングとクイーンの選出
いざプロム会場に着くと、さまざまな音楽が流れていて男女ペアで踊っています。BGMは、ロックやヒップホップ、ディスコソング、四つ打ちのハウスなどノリのいい音楽が流れており、踊り疲れたら、ビュッフェ形式でドリンクや軽い食べ物が用意されているので、食事をしながら休めます。大盛りあがりをみせるプロムは、生徒達の投票によってプロムキングとプロムクイーンが決定します。
プロムキングやプロムクイーンに選ばれやすいのは、スポーツチームで活躍している男子やチアリーダーである場合が多く、いずれも高校の人気者が選ばれる傾向にあります。
選出されたプロムキングとプロムクイーンは、ペアでダンスを披露して盛大なプロムのフィナーレとなります。
プロムにはアメリカ留学中の日本人も参加できる
アメリカの学生にとって一大イベントであるプロムには、留学中の日本人も参加できます。参加する場合、女子であれば華やかな着物を来てみましょう。着物は立派な正装ですし、可愛らしいデザインのものも数多くあります。ただ、踊りにくいという難点があるので注意しておきましょう。
プロムを楽しむために交友関係を広めておく
プロムは卒業の思い出となる大きなイベントですから、参加する男女はもちろん保護者まで学校全体が盛り上げて開催されます。パートナーがいないとダンスパーティに参加できないので、卒業生はプロムの数ヶ月前から必死になってパートナー探しを始めます。
留学の思い出としてプロムに参加したい人も多いと思いますけど、上級生から誘われやすいようにいろんな人と仲良くなっておきましょう。
