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海外留学中で起こりやすい3つのトラブルと対処法を紹介
海外留学中では、何らかのトラブルに巻き込まれる可能性も0ではありません。家族がいない留学先でのトラブルは焦りや不安もあります。起こりやすいトラブルを事前に把握して冷静に対応することが大切です。今回は海外留学中に起こりやすいトラブルと対処法について紹介します。
海外留学中は病気や風邪や怪我に注意
海外は日本と風土や気候が異なるため、環境に馴染むまでに時間がかかります。そのため、留学をスタートして、落ち着いた頃に体調を崩すケースが少なくありません。風邪のような症状ですむ人もいますが、高熱が出て動けなくなることもあるので注意が必要です。加えて食文化が大きく異なる国だと、最初のうちは腹痛や下痢の症状が出ることもあります。
また、留学して慣れるまでは注意力も散漫になりやすいため、躓いて転んだり、事故で怪我をしたりすることもあるでしょう。慣れない生活でホームシックになり、精神的に落ち込んでしまうケースもあります。
健康トラブルの対処法は海外でも使える保険に入っておく
健康トラブルが発生した場合、軽度の症状ならスーパーやモールで薬を購入して安静にしましょう。また、留学している大学の保健室で見てもらうのもおすすめです。重度な場合は入院や通院が必要になります。
国によっては治療に高額な費用がかかるため、万が一に備えて海外でも使える医療保険に入っておきましょう。保険会社に問い合わせをすれば、最寄りの病院や日本人医師がいる病院を紹介してもらうこともできます。病院で治療を受ける場合は、診断書を書いてもらっておかないと保険金が受け取れないので注意が必要です。
薬を持ち込めないケースもあるので注意
日本から薬を持ち込む場合、原則機内持ち込みであれば問題ありません。ですが、処方薬であれば、医師による英語の証明書が必要になるケースもあるので、事前に書類を用意しておきましょう。また、渡航先においては、特定の薬の持ち込みが認められないこともあります。必ず渡航前に外務省のホームページなどで確認しておきましょう。
海外留学中は金銭トラブルに注意
留学先によってはスリや盗難が頻発していることもあります。スリや盗難の被害を受けると、お金が戻ってくる可能性は0に近いです。また、クレジットカードが勝手に使われて、後から多額のお金を請求されるトラブルもあります。他にも、お店やタクシーを使ってぼったくりの被害に遭うことや、個人的な金銭の貸し借りでトラブルになる事例も少なくありません。
金銭トラブルに遭わないためには大金を持ち歩かない
スリや盗難の被害に遭わないためにも、荷物は肌身離さず持っておきましょう。リュックは背負うのではなく、前に持つようにしましょう。また、万が一スリや盗難の被害に遭っても被害を最小限に抑えるために、大金を持って出歩かないことも大事です。
お店やタクシーが不当な金額を請求してくることもあるので、事前に利用するお店やタクシーの情報をチェックしておきましょう。海外のお店やタクシーでも、日本人が多いエリアならネットでも情報が多く公開されています。クレジットカードが紛失した場合は、直ちにカード会社に連絡をして利用を止める手続きを行います。
クレジットカードの不正利用はすぐに気付けば対処できますが、現金は無くしてしまうと返ってきません。そのため、海外のお店を利用する場合にカードが使えるお店なら、クレジットカードを優先して使うことをおすすめします。
海外留学中は犯罪トラブルに注意
海外留学中は、予想もしない犯罪トラブルに巻き込まれることもあります。その中でも、近年増えているのが麻薬トラブルです。知らない人から荷物を渡すように頼まれ、その中に覚せい剤が入っていたことで、運び屋として逮捕されるケースもあります。国によっては麻薬絡みの犯罪が重罪になるので注意が必要です。知らないひとからは迂闊に物を受け取らない方にしましょう。
犯罪トラブルの対処法は危険なエリアに立ち入らないこと
犯罪トラブルの対処法は、警戒心を持って人と接することです。見ず知らずの人に付いていかないことや、人気がないところの一人歩きも控えましょう。治安が悪いエリアに立ち入らないことも大切です。
もし、犯罪に巻き込まれそうになったときは、「help me」と言って周りに助けを求め、身の安全が確保できる場所まで退避します。その後は、留学の担当者や日本大使館に連絡しましょう。
常に危機感を持って行動すれば海外留学中のトラブルは防げる
海外留学中に起こるトラブルの多くは、未然に防ぐことができます。しかし、過度に不安視する必要はありません。実際、トラブルに巻き込まれることなく、留学生活を終える人もたくさんいます。
大切なのは、留学先でどんなトラブルに巻き込まれる可能性があるのか、事前にリサーチしておくことです。また、留学中は「トラブルに巻き込まれるかもしれない」という危機感を持って行動する必要もあります。トラブルに巻き込まれたときは、焦らないことも大切です。
