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アメリカ留学中に上手に賢く友達を作るためのコミュニケーション法
日本人はよく「謙虚である」とか「控えめ」というイメージを持たれていることが多いです。一方で、私たちから見てアメリカ人はどうでしょうか。
アメリカ人は私たち日本人と比べると本音を重視して、自分の気持ちをしっかり言葉にして伝えるという印象がありますよね。実際、コミュニケーションに関しても日本人とは異なる点が多いです。
アメリカへの留学をお考えの方は、この点はよく理解しないと現地の人とコミュニケーションが上手く取れないかもしれません。
アメリカ人は日本人とは違い、自分の気持ちを真っ直ぐ伝えられる人が多いです。
というわけで今回は、アメリカ留学中に上手に友達を作るためのコミュニケーションの方法について解説していきます。
まずは明るく気軽に話しかけてみる
アメリカ人は、日本人と比べて、自分の主張や伝えたいことをはっきりと伝える傾向にあります。そのためか、人見知りせずに明るく振る舞える方々が多いのです。
留学に不安はつきものです。ついつい弱気になったり、人見知りしてしまったりなんてこともあるでしょう。しかし、それでは、いつまで経っても友達はできません。
アメリカに留学して、友達を作ろうと思うならば、まずは、気軽に周りの人に話しかけてみるのがいいかもしれません。日本では、見知らぬ人に話しかけると怪訝そうな反応をされてしまうこともしばしばありますが、アメリカでは、人見知りする人が少ないので、簡単に話ができる環境だと思います。
自分に自信を持って明るく挨拶をすれば、アメリカ人の多くはフレンドリーですから、友達になることも難しくないでしょう。話が弾むようになるコツは、相手を褒めることを忘れないこと、ユーモアを混ぜて話ができるように心がけることです。
身振り手振りも言葉の1つ
アメリカ人や英語圏の人々に特徴的なのは、ボディランゲージです。アメリカ人は、英語を発語だけでなく、身振り手振りを使って表現します。
海外留学という言葉を聞くと、ついつい身構えてしまう人もいるでしょう。それは、現地の言葉を話せないため、相手と意思疎通が取れないのではないか、と不安にかられてしまうからです。
しかし、英語圏、特にアメリカではボディランゲージが多用されます。片言の言葉でもいいのでボディランゲージを駆使しましょう。そうすれば、相手に自分の気持ちを十分に伝えられるでしょう。
英語がわかるかどうかというのは語学力の問題ですが、相手との意思疎通を図ることに関しては、コミュニケーション能力が大きく影響します。留学しているからといって、英語にこだわるあまり、全然話せないということになってしまわないように、ボディランゲージの練習をしてみるとよいでしょう。
ジェスチャーは日本と異なる場合がある
ボディランゲージに近いものとして、ジェスチャーが挙げられます。このジェスチャー、日本とアメリカでは、同じポーズでも意味が異なる場合があるので、注意しましょう。
例えば、人を手招きする際は、日本のように、手の平を下にしてジェスチャーすると「あっちに行って」という意味になってしまいます。アメリカで人を呼ぶ際は、日本とは逆で、手の平を上にして手招きしましょう。
デリケートな話題は避ける
日本人の友達との会話を想像してみてください。日本人は一般的に、政治的話題を友達同士で話し合いませんよね。
アメリカ人の間にも、そういったNGな話題というものはいくつかあります。代表的なものは宗教やお金、交際状況や政治についてです。ほとんど日本と変わらないかもしれません。
特に宗教に関しては、無宗教と言われる私たちにとっては実感が沸かないかもしれませんが、アメリカ人にはキリスト教信者が多く、宗教はとても身近なものです。よく知らない相手に宗教の話題を振ると馴れ馴れしいと思われるかもしれません。
交際関係やお金など、デリケートな話題に触れるときには、親密な間柄になってからのほうが良いです。友達を作るという初期の段階で、こういった話題を話すのは避け、場合によっては相手の出方を見てから話題を出すようにしましょう。
コミュニティに参加してうまく友達を作ろう
以上、アメリカにおけるコミュニケーション方法について解説しました。アメリカの大学や高校には、基本的に組やクラス分けというシステムがありません。友達を作るには、クラブに参加したり、何らかのコミュニティに参加したりするとやりやすいでしょう。また、それ以外にも、教会のイベントや、日本がテーマになったコミュニティ、地域のボランティア活動を探してみましょう。新たなコミュニケーションが生まれるかもしれません。
留学には不安がつきものです。しかし勇気を出して行動してみれば、意外と簡単にいってしまうものです。ポジティブな気持ちを心掛けて、留学を実りあるものにしましょう。
