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オーストラリアで現地就職も夢じゃない！オーストラリア留学でおすすめの資格取得は何？
オーストラリア留学を考えながら「そのまま現地で就職したい」という人もいるかもしれません。実際、一度日本に帰国しても、またオーストラリアで生活したいと希望する人も少なくないのです。外国で自活するのは簡単なことではありませんがチャレンジする価値はあります。オーストラリアの就職に役立つ資格などを紹介しましょう。
オーストラリアには手に職を付けている人がたくさんいます
オーストラリア移民局は特別な専門職に一定期間以上従事したことがある外国人を対象に永住ビザを発行しています。SOL（移住必要職業リスト）に掲載されている仕事をしたことがある人ならば技術独立永住権を取得できるのです。
対象となる職業にはエンジニア、医療関係者、教育・研究関係者、会計士・税理士・会計検査官などの他、地図製作者、カイロプラクター、バリスタ、シェフなど多岐にわたります。この技術独立永住権を使って移民してきた永住者が多く、オーストラリアには「手に職を付けている人」がたくさんいるというわけです。
とにかく「手に職を付けている人」が大事にされる国ということもあり、働く人のほとんどが何かしらの資格を持っているといっても過言ではありません。そのため、資格取得のための勉強ができる学校も多いのです。オーストラリアに留学したら、語学だけではなくぜひ資格取得にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
帰国しても役立つオーストラリアで取得するべき資格
オーストラリアで取得できる資格にはさまざまなものがあります。人気が高いのは語学系の資格ですが、TOEIC対策もしてくれる留学コースを選択するのも良いでしょう。さらに一步進んで、児童英語教師の資格を取得するのもおすすめです。多民族国家のオーストラリアでの教育実習を受けることになるので、語学力だけではなく多様な価値観への感受性を磨くこともできるでしょう。今後、日本国内での英語教育もさらに盛んになると考えられるのでますます需要も見込める資格です。
また、世界有数のカフェ文化を誇るオーストラリアなのでバリスタの資格を取得できる学校も少なくありません。コーヒーを美味しくいれる技術はもちろんのこと、コーヒー豆の種類と原産地、カプチーノやエスプレッソの抽出方法などに関する深い知識も必要です。日本はもちろん北米などでも活躍することができるでしょう。
さらに、オーストラリアは美容大国でもあります。そのため、ネイリスト、メークアップアーテイスト、エステテシャンなどの資格を取得できる専門学校も少なくありません。ホメオパシー、アロマセラピーなどの資格も取れるところが多いため、日本でサロンを開業する際にも他店との差別化ができそうです。
オーストラリアで就職したい場合に取得するべき資格
一方、オーストラリアで就職したいと考えるならば、おすすめは看護師資格です。日本の看護師資格を持っていない人にも門戸が開かれているので、語学力と医療関係の資格を同時に身に付けたい人にも最適といえます。オーストラリアでは看護師のニーズが非常に高く、一生続けられる仕事です。看護師資格にはさまざまなレベルがあるので、働きながらステップアップを目指すのも良いでしょう。
最近、日本でも海外で挙式をする人が増えていますが、オーストラリアを舞台に選ぶカップルも少なくありません。そんな2人の心強いアドバイザーとなるのがウェディング・プランナーです。結婚式の構成とマネジメント、フラワーアレンジメント、料理のディスプレイ、式場のディスプレイなどの幅広い知識が必要とされます。さらに、海外ならではのトラブル対応など、晴れの日を滞りなく取り仕切るプロとして期待されています。
また、オーストラリアには政府公認の通訳・翻訳に関する国家資格であるNAATIもあります。英語を母国語としない移民が非常に多いオーストラリアで、さまざまな人の助けとなる、なくてはならない存在です。たとえば、病院、裁判所、警察などで専門的な英語が必要となった場面などで橋渡しをするのが仕事です。資格取得にあたっては文化、経済、歴史などの知識も問われ、オーストラリアへの知識を深めることもできるでしょう。オーストラリアを心から愛し永住したいと考えている人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
以上のようにオーストラリアで取得できる資格は少なくありません。紹介した中では看護師資格を別として日本でもオーストラリアでも使えるものです。将来的に日本に戻るかオーストラリアに永住するかまだ決めていない人も、とりあえず取得しておいて損はないでしょう。資格があれば会社員としてではなく独立開業するという道も開けます。働き方の可能性を広げるためにも、ぜひオーストラリアでの資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
