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海外留学にTOEIC・TOEFLは必要?

学校や街でよく目にするTOEICやTOEFLと書かれたポスター。海外留学を目指すのにこれらのテストは必須でしょうか?英検やIELTSなど日本の大学受験や就職活動などで認められる試験は他にもあり、自分に何が必要なのか、評価が高いのはどれなのかも悩むところです。実はテストごとに特徴が異なり、相性もスコアを左右します。受験する場合は目的に合わせて最適なテストを選ぶべきです。ここでは主にTOEICとTOEFLについて詳しく説明します。

TOEIC

TOEICとは「国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)」の略で、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を判定する試験です。
主催しているのはアメリカの「テスト開発機構(ETS)」というNPOですが、元々は1970年代に日本の経団連や通産省が依頼して作られたテストです。
試験にはいくつかの種類がありますが、日本で一般的に求められているのは「聞く」と「読む」の技能を測る「TOEIC Listening & Reading Test」で、990点が満点。
600点以上ならば「履歴書に記載できる」、700点以上なら「英語ができる」、800点以上なら「実力・資格としても十分」とされ、日本では就職活動や社内での昇進、転職の際にも役立つため、大学生や社会人を中心に受験者が多いようです。
しかし、世界的に見ると認知度は低く、台湾や韓国などのアジア圏のごく一部で受けられている程度。
残念ながら、留学に際して提示を求められたり、威力を発揮したりすることはありません。

暗記や読解・聞き取りなど地道に勉強すれば着実にスコアアップできる内容なので、繰り返し受験して得点アップすれば、「努力できる人」とアピールできるともいわれますが、試験の構成上、総合的な英語力は測りづらく、高得点であっても実際に使える英語が身に着いているかは疑問との声もあります。
しかし、日本のビジネスシーンでは依然として価値のあるテストなので、社会人となってから、TOEICの得点アップのために留学する人もいます。
最近ではセブ島などで短期間に集中的にTOEIC対策をするコースが人気で、受講者も成果を上げています。
そのような学校への留学なら、あらかじめTOEICを受験していれば、その得点を元にクラスを選択したり、最も効果的な勉強法を提案してもらえたりします。
TOEICはビジネス上のコミュニケーションを念頭においたテストなので、社会人生活に馴染みがないと難しいという性質もあります。
学生で、留学や大学進学に向けて英語力を証明したい場合は、次にご紹介するTOEFLやIELTSもおすすめです。

TOEFL

TOEFLは「外国語としての英語の判定テスト(Test of English as a Foreign Language)」の略で英語が母国語でない人が英語圏に留学する際に必要となるテストです。
TOEICと同じNPOが主催していますが、ビジネスや日常一般においての英語力を問われるTOEICに対し、学校など教育機関で必要となる英語力が判定されます。
日本人の多くが受験するのはTOEFL iBT(インターネット形式のテスト)と呼ばれ2005年より導入されたもの。
試験の所要時間は4時間、会場にてパソコンで受験する形式です。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションに別れ、配点は各30点で120点満点。
150カ国で受験可能で、世界で最も受験者数の多い英語の試験とも言われています。スコアはアメリカだけでなく、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどへの留学や移住、就職の際にも役立ちます。
交換留学生や正規留学生として認められるには61点以上が望ましいとされ、入学基準スコアとして70~80点を設定している大学が多いようです。
さらに、一流大学や大学院への進学には80点以上が必要と言われ、100点以上を取るのはネイティブでも容易ではないとされています。TOEFLと並んでIELTS(International English Language Testing System)と呼ばれるイギリス発祥のテストも英語力の証明のために有効です。
以前は、正規留学ならイギリスにはIELTS、アメリカにはTOEFLが必要とされましたが、両国ともにいずれも認める学校が増えてきました。
TOEFL同様、4つの技能が試され、最高点は9.0。IELTS7.0がTOEFLの80~90点、IELTS8.0がTOEFL100点以上に相当すると言われています。
大きな違いは使われる英語がTOEFLは主にアメリカ英語なのに対してIELTSはイギリス英語であること。
そして、スピーキングのテストが前者はコンピューター相手なのに対し後者は生身の試験官相手であること。
IELTSはスピーキング以外のテストも現時点ではペーパーかコンピューターかを選択することが可能です。
イギリス英語は馴染みが少ないかもしれませんが、実はアメリカ英語よりも日本人にとって聞き取りやすいとも言われています。
さらに、ペーパーでのテストや人間相手に面談形式のスピーキングテストの方が実力を発揮できる人もいて、同じ時期にTOEFLとIELTSを受験すると結果に開きがあることも珍しくありません。
どちらも認められる学校が増えている今、得意な方を知ってスコアを伸ばせば正規留学への近道です。
TOEFLやIELTSは受験日や会場などが限定され、特に欧米大学への出願時期前は受験者が激増。
留学熱が高い韓国では会場が一杯になってしまい、日本まで受験にくる学生が大勢いるほどです。日本での会場や受験日は増えてはいますが、必要な場合は早めに受験して希望点をクリアしておくことをおすすめします。

まとめ

ビジネス英語が主体のTOEICと海外留学を主眼においたTOEFLなどのテストについて、ご理解いただけましたでしょうか。
TOEICは日本を中心にアジアの一部で人気、主に日常やビジネスで役立つ英語力を判定。
日本ではTOEICのスコアを出願要件にしている大学もあり、大学入学共通テストでも認められる予定のため、納得できるスコアが得られればメリットのあるテストです。
しかし、海外での認知度は低く、正規の留学に必要となるのはTOEFLやIELTSといったテストのスコア。これらは英語力を測るという点では一緒ですが、使われる英語や試験形式などが異なります。
相性の良い試験を選んでスコアを伸ばすことも正規留学への近道の一つです。とはいえ、留学には絶対にTOEFLが必要なわけではありません。
テスト勉強で英語に苦手意識を持ってしまうより、スコアに縛られずに海外に飛び出し、体験を通じて英語を身に付けるのも一つの方法です。
TOEICやTOEFLのスコアは目安として、自分に一番合うスタイルの留学を選べるといいでしょう。

その場に行かないと、学べないことがある。

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