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海外留学をしてから再認識する日本の魅力

「海外で暮らしてみて、日本は良いところだと実感した!」という言葉は留学経験者の多くが口にします。
これから憧れの海外に飛び立とうとする人にとっては、不思議に思えるかもしれません。
そんな感想の理由は何かを探り、より充実した海外生活へのヒントにしましょう。

日本人のマナーの良さ

生活するうえでのマナーは国によって違うもの。
日本の都会では多くの人が密集して暮らしているため、並んだり、待ったり、譲ったりすることは日常茶飯事。
そんな生活に慣れている日本人は世界的に見てもマナーが良い国とされています。
しかし、マナーは国によって異なり、日本人のマナーが留学先でも最適とは限りません。

例えば、電車の中で静かに過ごすことは、混雑しがちな日本の電車では当然のことですが、国によっては多少混雑した車内でも連れ立った人と会話を楽しむのが当たり前。
日本人がひそひそ声で会話をしたり、友人同士でいるのに各自スマホに夢中になっているのは奇異に映ります。

これは他人と狭い空間で一定時間を共にする場合の対処法の違いで、日本人は個にこもることで他人との距離を保とうとしますが、西洋の人は相手とコミュニケーションを取ることで安全を確保しようとするのです。
日本ではエレベーターに乗り合わせた人は互いに無言ですが、欧米では全くの他人同士でも挨拶をしたり、社交辞令を交わしたりすることからも見て取れます。

サービスを受ける時に順番を待ったり、並んだりすることにもお国柄、土地柄が反映されます。
イギリスのように日本と同じくらい並ぶことが多い国がある一方、万事いいかげんと感じるような国や場所もあります。
ただし、これは人口が少なかったり、人々に精神的や時間的な余裕があってこその習慣であり、そこで暮らす人々には特に問題とならないのです。

留学先での生活に慣れず、言葉も不自由な間は、当然のように並んで簡単に用が済む日本式が恋しく感じられるかもしれませんが、郷に入っては郷に従え。
貴重な海外経験の一部と思って楽しんでしまうことをおすすめします。
慣れてしまえば、機械的に並んだり、黙ったりするのではなく、周囲の様子をうかがって判断したり、言葉を交わしながら生活を送れることは大きな自信にもつながります。

治安が良くて安心安全

「女性が夜道を一人で歩いても大丈夫」は日本の治安の良さに驚く外国人がよく口にする言葉。
確かに日本は全般的に治安が良く、安心して暮らせる国です。
それに比べ、異国で貴重品の管理に神経を使ったり、夜間の外出は控えたりしながら孤軍奮闘していると、日本での生活がとても懐かしく思えます。

しかし、実は日本で感じている安心感の大半は国の特性というより、家族や仲間に守られていたのが理由。
一緒に暮らす家族が戸締りなど防犯に配慮してくれたり、女性なら夜遅くの帰宅時には家族や知り合いが駅まで迎えにきてくれたのではないでしょうか。
心配してくれる家族や知り合いの存在は安心や安全の大きな源。
日本の田舎なら時には息苦しいと感じるほど地域の目に守られていますし、都会で一人暮らしをしていても、土地勘があり、いざというときに取るべき行動が容易に想像できるので、怖い目に遭いづらいのです。

そのように守ってくれる家族やコミュニティーだけでなく、土地勘もない海外では心細くなるのは当たり前。
しかし、代わりに一から自分の生活を築く自由もあります。
生活圏の安全は自分でしっかり確認し、危険から身を守る方法を考えましょう。
その過程で、新しい土地の違う一面を知ったり、思わぬ交流ができたりします。

海外で安全を得る秘訣は、より多く信頼できる人と出会うことです。
語学の習得への近道にもなります。
苦労なしに得られる安心安全は帰国後のお楽しみにとっておいて、海外での安全は積極的に努力して手に入れましょう。
ちなみに、一人歩きが不安な時はスマホで家族や友人と会話しながら移動すると心強いでしょう。

おいしい食事

いまや和食は海外でも大人気。
しかし、本格的に外食するとなると高価なお店も多く、逆にファストフードやデリで“Sushi”なるものを食べるとどこか中途半端で、日本で日常的に食べていたものが無性に食べたくなったりします。

そんな時、自炊可能な寮やアパートなら食べたいものを作ることは簡単ですし、故郷の味でエネルギーを蓄えれば、とても良いリフレッシュになります。
ホームステイならホストファミリーの分も作ってふるまえば文化交流にもなり一石二鳥。
醤油や味噌、豆腐などは海外のスーパーでも手に入りますし、現地の材料でいろいろ工夫して作るのも楽しく、良い思い出になります。
ロサンゼルスやパリ、ロンドンなど日本人が多く住む大都市なら、本格的な日本食スーパーもあります。
値段は日本に比べれば割高ですが、かなりの品ぞろえ。
和風のお弁当などもあり、日本のコンビニ顔負けです。

ただし、ここで忘れてはいけないのは、食事は留学生活の大事な一部であるということ。
日本食懐かしさに日本人が多く集うレストランやスーパーへ通い始めると、現地の日本人との交流が増え過ぎたり、ホームシックになったりします。
日本での食事がおいしかったと思うのは素晴らしいこと。
日本にいた時はハンバーグやスパゲッティなど洋食好きだと思っていた人も、海外に出て和食に目覚めたり、好きだったのは日本風の洋食であったと気付くのもよくあることです。

しかし、海外にも日本ではまだ知られていないおいしいものがたくさんあるのです。
また、その国のものをそこで食べてこそ、わかる味わいもあります。
日本へ帰って、食べたいと思っていたものを存分に楽しむ日はそう遠くありません。
故郷の味は留学生活の元気の素として上手に利用できるといいでしょう。

まとめ

礼儀正しい人々、治安の良さ、おいしい食事など目に見えない日本の魅力は離れてみてより強く感じます。
母国のことを客観的に観察できるのは、留学で得られる大切な学びの一つ。
しかし、故郷の良さは帰国後いくらでも味わえます。
ノスタルジーは明日への活力として上手に利用し、留学中は現地ならではの体験をなるべく優先させましょう。
充実した留学後の帰国はまた格別です。
行って嬉しい、そして帰って嬉しい留学だと素晴らしい思い出になるでしょう。

その場に行かないと、学べないことがある。

LET'Sの世界へ踏み出そう。

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