ECC海外留学センター LET‘Sホーム 留学準備ガイド一覧 | 第1章 出発までの準備
第1章 出発までの準備
なぜ「海外に留学」するのか?
外国語や専門科目などを学校の教室で先生から教えてもらうだけではなく、教室外での生活やいろいろな外国人とのかかわり等の実体験を通じて、(日本にいては身につけることの難しい)本当の語学力や知識、異文化理解、グローバルなコミュニケーション能力などを修得することが海外に留学する理由でしょう。
ですから留学中は日本とは異なる環境に「自ら」取り組むことが大切です。他の人が皆さんの「代わりに」そのような体験をすることは不可能なのですから。 海外での学習や生活、さまざまな活動などを自分で管理し、さまざまな問題に自分で対処してゆくことこそが「海外に留学」する意味であり、目的です。
「個人」としての自立
一般に欧米その他諸外国の社会では日本の社会に比べて、「自分のことは自分でする」ことが当然と考えられます。「他の人に迷惑をかけない限り、個々の考えが尊重され、干渉されたり他の人の考え方を強制されることが少ない」ので、その意味では「自由」で「個性を生かしやすい」社会です。反面「他の人に依存できない」、「自分に責任をもつことが要求される」社会ともいえます。
「自立」≠「全て自分だけで」
だからといって「外国では全て自分ひとりで対処しなければならない」ということではありません。学校の先生やスタッフ、クラスメート、ホストファミリーなど、周りの人の助力やアドバイスを求めることをためらう必要はありません。
むしろ、分からない事があったら周りの人に聞いてみましょう。頼みたい事があったら依頼してみましょう。困ったことがあったら相談してみましょう。 よく分からないのに(確認したり質問したりせずにそのままにしておいて)その結果他の人に迷惑をかけたりすることの方が問題です。「よく分からなかったから」という言い訳は通用しません。「分からない事は質問して確認する」ことも自分の責任なのです。
ただ、場合によっては(周りの人も知らなかったり、あるいは時間がないなどの事情があって)期待したような反応がないこともあり得ます。海外では「お互いに(自分のことは自分で対応してゆける)自立した個人であると認め合っている」ことが前提ですから、知らなければ「知らない」、忙しいので手伝えなければ「今は無理」、と率直に応えることは普通で、そのような対応を「冷たい」とか「不親切」というようには考えません。
逆に必要以上に相手に気を遣って対応することは、あたかも「相手が(一人前の自立した)個人であることを認めていない」、「相手に対する侮辱である」というように考えられるわけです。 ですから「全て自分ひとりでしなければいけない」のではなく、周りの人に尋ねたり依頼して構わないし、場合によってはそうすべきなのですが、周りの人に依存してしまって「頼めば周りの人が助けてくれるはず」とか「助けてくれないのは不親切な人だ」と考えるのはちょっと違う、ということになります。
具体的には
留学出発前のいろいろな手続きなどは、皆さんの代わりにECC海外留学センターが主体となって行うことが多くなります。留学出発後・留学開始後はいよいよ皆さんが主役で、ECC海外留学センターや現地の先生やスタッフはサポート役としてアドバイスをしたり、(場合によっては)ヘルプすることもあるでしょうが、基本的には「自分で」対処してゆくことが求められます。いくつか具体例をあげておきましょう。
- 日本を出発し現地に到着したら、滞在先にチェックインしてそこでの生活を開始し、学校の開講日に遅れずに登校して初日の手続きを行い、その後の学習や生活を管理すること
- 学習上の問題や生活上の問題などは、教師やスタッフ、ホストファミリーなどと率直に相談しながら対処してゆくこと
- 自身の健康を管理すること、安全管理も行うこと
- ビザや滞在許可などの管理も(周りの人に尋ねたり確認したりしながら)自分の責任で行うこと
- 留学開始から帰国までのスケジュールや旅程管理も自ら行うこと
旅程管理
原則、ECC海外留学センターで渡航のための航空券の手配や、現地での空港送迎などの手配を行います。ただし、この留学プログラムは旅行会社や添乗員が旅程全般を管理する、いわゆるパッケージツアーではありませんので、航空券や空港送迎手配の後の対応、管理は基本的に自分自身でする必要があります。
- 出発時および帰国時には、遅れないよう時間の余裕を見て空港に移動し、チェックインの手続きなどを行うこと
- フライトスケジュールに変更(遅延、欠航、便の変更など)があった場合は航空会社の係員と交渉して対処すること
- 空港出迎えの担当者に(必要に応じて連絡したりして)合流すること。帰国時の空港への送迎も依頼している場合は、事前(何日か前)に日時などの確認をすること
以上を念頭に皆さんの留学をぜひ実り多いものにしてください。