イギリス留学

格調高いキングスイングリッシュと、本場ならではの文化を学ぶ。
世界的に高い教育水準をもつイギリスは、教育機関が充実。積極的な受け入れ態勢が整っていることもあり、毎年多くの留学生が世界各地から訪れます。その学びの目的は、キングスイングリッシュと呼ばれる格調高い英語の習得だけではなく、ビジネスからイギリス発祥のガーデニングやアロマテラピーといった専門技術の習得まで多種多様。最近では、英語プラスαを目指して渡英する人が増えているようです。
イギリス留学 都市紹介
高い教育水準と積極的な受け入れ態勢。語学だけでなく、幅広い学びの分野があること。
- ○首都:ロンドン
- ○人口:約6222万人(2010年)
- ○面積:約24万4000㎢(日本の約60%)
- ○言語:英語
- ○通貨:UKポンド
1バース
風呂(bath)の語源となった街で、ローマ時代の浴場が残る。美しい街並みは多くの文学作品の舞台として登場。
2オックスフォード
約40の大学を擁する世界的な学園都市。ゴシック様式の大学が点在し、アカデミックな雰囲気を漂わせる。
3ポーツマス
海軍の拠点がある海岸沿いの街。イギリスの他都市と比べると温暖であるため多くの観光客がリゾートに訪れる。
4ブライトン
イギリス最大のリゾート地であるとともに、多くの語学学校を擁する街。繁華街はいつも若者で賑わっている。
5ロンドン
伝統と最先端の文化が混在する大都市。白人、アフリカ系、アジア系、中東系と多民族が集まっている。
6ケンブリッジ
オックスフォードと並ぶ世界的な学園都市。市内を流れるケム川沿いには緑があふれ、美しい景観をつくっている。
イギリス留学提携学校一覧
イギリス留学の対応プログラム
イギリス留学の費用相場
イギリス留学の費用は、期間や都市、留学の目的によって大きく変動しますが、1か月あたりではおよそ20万~60万円、1年間では330万~700万円程度が目安です。
イギリスまでの渡航費は往復で10万~20万円程度、海外留学保険は1か月で約1.5万~2万円、1年間で20万~25万円が必要です。また、2025年8月の時点では、6か月以上滞在する場合、NHS(国民医療サービス)への加入が義務付けられ、学生は年間776ポンド(約15.4万円)、学生以外は1,035ポンド(約20.6万円)の支払い義務があります。
(出典:イギリス政府「Pay for UK healthcare as part of your immigration application」)
学費は学校によって異なりますが、おおまかな相場は以下の表の通りです。
学校の種類 | 年間の学費相場 |
---|---|
語学学校 | 約100万~150万円 |
公立高校 | 約100万~150万円 |
私立高校 | 約300万~600万円 |
大学 | 約150万~230万円 |
大学院 | 約150万~300万円 |
また、これらに加えて生活費や居住費が別途必要になります。特にロンドン中心部の居住費や生活費は高騰しており、月々の居住費が20万円に達することもあるので、郊外の住居を選んだり、ルームシェアしたりして家賃を抑えるのがおすすめです。
イギリス留学のメリット
イギリスは歴史や文化、教育水準の高さなど、多くの魅力を備えた人気のある留学先です。英語の発祥地で暮らす中で、学問だけでなく生活全般を通して英語に触れられるほか、多様な文化を背景にした環境で国際感覚を養えるでしょう。
ここでは、イギリス留学の代表的な4つのメリットを紹介します。
本場の英語を学べる
イギリス留学の魅力は、本場のブリティッシュイングリッシュに直接触れられることです。イギリス英語は、アメリカ英語とは発音や語彙、スペルが異なります。例えば、「アパート」はイギリス英語で“flat”、アメリカ英語では“apartment”と表現します。色は“colour”と“color”、中心は“centre”と“center”のように、綴りも違うのが特徴です。
アメリカ英語に慣れている学習者にとって、最初は戸惑う場面もありますが、イギリス英語を習得することで幅広い表現力が身につきます。特にイギリス英語は一語一語を明確に発音する傾向があり、日本人学習者にとって聞き取りやすく、発音しやすい点もメリットです。国際的なビジネスや学術分野ではイギリス英語が使われる場面が多いため、将来の活躍にも直結するスキルとなります。
イギリスの文化に触れられる
イギリスは長い歴史と豊かな文化遺産を持つ国です。バッキンガム宮殿やロンドン塔、ストーンヘンジといった歴史的建造物を訪れることで、中世から現代までの歴史を肌で感じられます。また、大英博物館やナショナル・ギャラリー、自然史博物館など、世界的に有名な美術館・博物館が多く、学生なら無料で入場できる施設も少なくありません。
さらに、イギリスは演劇や音楽の本場でもあり、ロンドンのウエストエンドでは質の高い舞台公演を楽しめます。ファッションやデザインも世界的に注目されており、留学生活の中で最新のトレンドにも触れられます。
イギリスの文化を体験することは、英語学習と並行して幅広い教養や感性を磨く機会となるでしょう。
教育の質が高い
イギリスの教育水準は世界的にも高く評価されており、The Times Higher Education World University Rankings 2025では、オクスフォード大学が1位、ケンブリッジ大学が5位にランクインするなど、上位100校に12校が名を連ねています。
(出典:Times Higher Education「World University Rankings 2025」)
大学や大学院では、人文科学や社会科学、自然科学、工学、芸術など幅広い分野で質の高い教育が行われています。特に研究分野における成果は世界トップクラスであり、学問的探究心を深めたい学生にとって理想的な環境です。さらに、大学の多くが少人数制の授業やチュートリアル制度を採用しており、学生は教員と密にやり取りしながら学びを深めることができます。
日本人留学生が少ない
アメリカやオーストラリアに比べると、イギリスは日本人留学生の数が少ない傾向があります。特にロンドン以外の都市では、日本語を使う機会が減ることで、英語漬けの環境を作りやすくなるでしょう。あえて日本人との交流を減らし、短期間で英語力を向上させたい学生にとって、良い留学先と言えます。
周囲に日本人が少ないことで、現地の学生や他国からの留学生と交流する機会も自然に増え、語学力だけでなく多文化理解や国際的な人脈形成にもつながります。留学生活を通して、学問面と人間関係の両方で成長できる点は、イギリス留学ならではの魅力です。
よくある質問
イギリスに留学したほうがいい理由は何ですか?
国はどこであっても、留学で得られる経験は、あなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。日本にいたら出会うことのない多くの人との出会い、そして異文化体験を通して、あなたの視野を広げてくれる貴重な経験となります。
イギリス留学の注意点は何ですか?
イギリスに限らず、外国で生活するうえで危機管理は大切になるでしょう。日本とは違う国にいることを意識して暮らすことが重要です。
イギリスに1年間留学するにはいくらかかりますか?
語学留学の場合は、1年間で授業料と滞在費を合わせて約600万円の費用がかかります。※為替レートによって変動あり
イギリスの語学学校とは?
4技能と呼ばれる「聞く・話す・読む・書く」をバランスよく学ぶことが語学力の向上には欠かせません。語学学校では、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングを学べるカリキュラムが組まれており、短期間でも語学力の向上につながる授業になっています。また英語が母国語でない他国の留学生と一緒に学ぶので、国際交流という有意義な経験ができるのも語学学校の良いところです。
イギリスの語学留学はいくらくらいしますか?
1ヶ月で授業料、滞在費、航空運賃などを含めて約100万円の費用がかかります。※為替レートによって変動あり
イギリス留学のビザはどうする?
イギリスでは、6ヶ月未満の留学には電子渡航認証、6ヶ月以上の留学には学生ビザが必要となります。
イギリス留学時に万が一があった場合の海外保険は?
ECCではAIG損保の海外留学保険へのご加入を推奨しています。様々なリスクを幅広くカバーする保険となっています。
英語が得意ではないけど、イギリス留学できますか?
もちろんできます。言葉はコミュニケーションの道具です。留学先では、色々な場面で出会う人々と「もっと話したい」という気持ちが膨らみますので、語学力は徐々に上達していきます。
イギリスの生活になじめるか心配で留学を迷っています・・・。
外国での生活を不安に思う気持ちは、多くの留学生が抱く思いでしょう。しかし、留学を経験した多くの方が「行ってよかった」「また行きたい」と言っています。
イギリスに長期の語学留学に行ったら帰国後の就職に不利になってしまうのか?
留学経験が不利になることはありません。むしろ留学で得られるコミュニケーション力や問題解決力は社会で活躍するうえで大切な力となることでしょう。