ECC海外留学センター LET‘Sホーム 出発前オリエンテーション(アメリカ高校交換留学2025年出発)
出発前オリエンテーション(アメリカ高校交換留学2025年出発)
オリエンテーションでは、出発から帰国までの流れや、異文化の中で留学生活を送るための各種情報を提供します。

1. 出発までのスケジュール
資料はご自由にダウンロード、または印刷してご利用ください。
※なお下記スケジュールは現地教育機関の都合で変更となることがあります。
2025年3月〜 | 異文化学習(オンライン教材) 英会話コース(オプション) |
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2025年5月9日(金) | 第1回オリエンテーション(ビザ申請について・プログラム規則確認など) |
2025年5月中 | ビザ申請手続き アメリカ交流訪問者ビザ(J1)は専門業者(STA Travel)が代行します。 以下のVISA手配依頼フォームに必要事項を入力ください。 VISA種類:学生ビザ 日本出発予定日:2025年7月12日 ご紹介元:ECC 通信手段やお金の準備 |
2025年6月下旬〜7月上旬予定 | 第2回オリエンテーション(出発前の注意事項・出発当日の流れ確認) |
2025年7月12日(土) | 利用航空会社、出発時間等は決まり次第、お知らせします。 |
2025年7月14日(月)〜8月7日(木)(予定) | 現地事前学習(現地受入機関の事情にて変更の可能性あり) |
2025年8月9日(土)(予定) | 交換留学地へ移動 |
2025年8月中旬〜9月上旬 | 高校の授業開始 |
2026年4月下旬 | 帰国便手配 |
2026年5月下旬〜6月中旬 | 交換留学修了・帰路へ |
2026年7月 | 帰国後オリエンテーション(日本への再適応・英語力チェックなど) |
2. 出発当日
集合時間までに所定の場所へお集まりください。パスポート・入国書類だけは忘れずにお持ちください。
出発から到着まで参加者のみでの行動となりますので、固まって行動しましょう。誰かがはぐれたりしないよう、全員で気を配ってください。
※ECCのスタッフはおりません。
集合 | 集合時間:7月12日(土)13:00 集合場所:羽田空港第3ターミナル デルタ航空カウンター前 |
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チェックイン | 利用航空会社:デルタ航空166便(DL166) 羽田空港(HND)16:05発→シアトル(SEA)9:35着 デルタ航空チェックインカウンターにてパスポートを提示して搭乗券を受け取り、機内預け入れ荷物(スーツケース)を預けます。荷物預かり証(Baggage Claim Tag)を受け取り、到着空港で荷物を受け取るまで大切に保管します。 荷物の重量制限などに関してはデルタ航空手荷物規定をご確認ください。 ※アメリカ行きの飛行機に乗る場合、スーツケースの鍵はかけずに預けます。 |
セキュリティチェック | 機内持ち込み手荷物の検査、液体物検査、及び搭乗者の金属探知機による検査を受けます。 |
税関 | 高価で新品の外国製品を持っている場合は申請します。 |
出国審査 | 通常は自動出国ゲートを利用しますが、有人カウンターにてパスポートに日本出国スタンプを押してもらいます。 |
搭乗 | 指定の搭乗ゲートへ進み、案内にしたがって搭乗します。搭乗ゲートは搭乗券に記載されていますが、直前に変更となる場合がありますのでインフォメーションボードを念のため確認しましょう。 |
機内 | 長時間のフライトで疲れないために機内ではリラックスしましょう。靴を脱いでスリッパに履き替えたり、コンタクトレンズをはずして目を休めましょう。また、時々は体を動かし、水分を多めに摂るようにしてください。機内は冷えますので、カーディガンやパーカー等があると役に立ちます。また、時差ボケを防止するために、すぐに時計を現地時間に合わせましょう。感染症の予防として、機内食を食べる時以外はマスク着用を心がけましょう。また、トイレを使った後は、手指消毒をしっかり行いましょう。 |
3. アメリカ到着
いよいよアメリカに到着です。入国審査に備えてパスポート・入国書類を用意しましょう。
降機 | 飛行機を降りる時は、座席のポケットや座席の下に忘れ物がないかどうかよく確認してください。 |
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入国審査 | パスポート、ビザ申請時の全ての書類を提示します(不備や紛失などあった場合は入国できない恐れもあります)。
入国審査官は、写真と指紋の登録を行い入国確認をし、パスポートとその他書類を返却してくれます。 |
荷物受け取り | 日本を出発するときに航空会社に預けたスーツケースをターンテーブルから受け取ります。スーツケースが破損していないか必ずチェックしてください。破損していた場合はBaggage Claimカウンターにて申告し、書類をもらって下さい。保険金請求に利用できます。 |
税関 | 通常は「申告なし」の表示のあるゲートに進みます。 |
到着ロビー | 現地受入団体CHIスタッフがお出迎えし、滞在地区まで移動します。 |
ホストファミリー宅へ | 滞在地区に到着後、ホストファミリーと対面し、それぞれのホストファミリー宅へ向かいます。 |
【ホストファミリー・受入高校について】
※受入家庭/受入高校につきましては、現地受入機関CHIからECCに通知が届いた方から順次ご案内いたします。中にはCHIからECC宛てに通知が届く前に、ホストファミリーからお手紙またはEメールが届く場合があります。その際はECCまでご連絡ください。またホストファミリーからではなく、現地事前学習を担当する先生から届く場合もあります。
※書類手続きの関係などで、日本出発前までにホストファミリーと現地高校が未決定で出発することもあります。この場合、原則として4週間の現地事前学習中に決定しますのでご了解願います。稀に最終確認が交換留学直前(8月下旬〜9月初旬)になる可能性もありますので、この旨ご了解願います。また、現地高校が現地事前学習中に始まる場合は、現地事前学習の途中で現地高校へ移動することもあります。
4. プログラム開始
いよいよアメリカ高校交換留学プログラムが始まります。まずは事前の英語研修からスタートし、4週間後には交換留学地へ移り、アメリカの高校生活がスタートします。
現地事前研修 | 8/7(木)までの4週間、ホームステイしながら英語研修を行います。これは現地の家庭生活に慣れるとともに、高校生活を円滑に開始し、できるだけ早く授業に慣れることを目的としています。担当講師から宿題も出ていますので、以下のレターを読んで準備しておきましょう。 |
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交換留学地への移動 | 事前研修終了後、8月9日(土)にそれぞれの交換留学地へ向かいます。飛行機の移動の場合、英語研修中に交換留学地への移動案内を行い、航空券を手配します。空港での搭乗手続きはCHIスタッフまたはホストファミリーがお手伝いします。到着する留学地域の空港では、CHIスタッフまたは交換留学のホストファミリーがお出迎えします。 ※受入高校の事情により、移動日は8月9日より先になったり、後になったりすることがあります。 ※アメリカ国内線を利用して交換留学地に向かう際に、ほとんどの国内線ではスーツケースの運賃を1個に付き30〜50ドルくらいでクレジットカードまたはキャッシュパスポートで支払います。 |
高校での科目登録 | 高校の初日または数日前に、学校でスクールカウンセラーと会い、どの科目を取るかを決定します。 |
在留届 | 海外に3ヶ月以上滞在する人は、氏名、パスポート番号、連絡先等を「在留届」として提出することを義務づけられています。これが提出されていると、緊急事態発生の際、迅速に連絡をとることができ、適切な保護や援助を受けることが可能になります。「在留届」は、外務省ホームページからオンラインで、氏名、生年月日、本籍、旅券番号、各種連絡先、同居家族などを入力し、提出します。提出後に、転居、家族の移動など在留届の記載事項に変更が生じたり、帰国する際にも同様にインターネットで変更届・帰国届を提出してください。 |
アメリカ高校交換留学の趣旨
アメリカ高校交換留学は、次のような趣旨で、世界中の高校生、及びアメリカの人々に異文化体験の機会を提供しています。
① 外国の高校生が、アメリカ各地において家庭生活、学校生活、及び社会生活に積極的に参加することにより、北米の文化、習慣をより良く理解し、同時に語学力を高める。
② アメリカの人々は、受け入れた外国人高校生を通じて外国文化に対する知識を深め、国際交流を図る。
このプログラムに参加する皆さんは、アメリカの文化を学び、現地の人々と親睦を深めながら、将来の社会に必要な国際人となる資質が培われることが期待されています。また、英語力の向上や異文化理解ばかりでなく、母国の親元を離れ、日本とは異なる社会での生活を通じて、自立心を養成することができるでしょう。
ところで、真の国際人とはどのような人のことをいうのでしょうか。それは、世界中どこででも日本人としての考え方が紹介できると同時に、相手の立場に立って考えることのできる人のことではないでしょうか。国際社会で活躍する人々は、単に伝達手段としての英語が堪能であるばかりではなく、それぞれの価値観の違いをよく理解し、そのギャップを調整する能力に長けた人が多いものです。皆さんには、その第一歩を踏み出す交換留学生として、日本の固定観念に固執することなく、アメリカ人と日本人の考え方の違いを理解し、異なる価値観を柔軟に受け入れる心の広さを持つことが求められます。
情報通信、運輸技術が発達し、社会のあらゆる分野の国際化が進んでいます。しかし一方で、世界の国々が、それぞれに自国の利益を主張し、悲しい衝突や争いが絶えません。こうした国々の利害の対立や争いをなくし、平和な国際社会を実現させるためには、国際社会を構成する私たち一人一人が相手の立場や考え方を理解し、お互いに認め合い譲り合う気持ちを持つことが非常に大切なのです。
皆さんには、交換留学生として果たさなければならない義務があります。留学中は、 親善大使として国際交流の促進に貢献し、また留学を通じて得た異文化体験を、将来何らかの形で国際社会に還元することです。
そのためにはまず、アメリカに滞在する以上、相手に日本流の自分のやり方に合わせてほしいと期待したり、日本の常識でものごとを捉えるのではなく、自分自身が現地の人々の価値観を理解し、尊重して生活することが必要です。外国では、日本で今まで当然だと思い込んできた常識がことごとく覆されることもあります。しかし、日本とは違う考え方が世界にはあるのだと気づくことが、国際交流の第一歩なのです。さまざまな立場の、さまざまな価値観が吸収できる、柔軟性のある若い時期に留学することは、そういう点からも非常に有意義だといえるでしょう。
留学中、幾多の障害に出遭うかもしれません。それらを留学生自身が積極的に解決することにより、必ずや人間として大きく成長し、最終的にこの体験を有意義なものと感じることができるはずです。皆さんの健闘を祈ります。
5. 帰国の準備
4月頃から帰国に備えて準備を始めましょう。
このプログラムは、学校終了日から1週間で終了となります。高校によって最終日が異なるため、それぞれ帰国日が異なります。ホストファミリー、日本の保護者と相談して帰国日を設定し、CHIスタッフが帰国便の手配を手伝います。ECCにご相談頂いてもお手伝いできます。手配が完了後、ホームステイ先から日本の自宅に至るまでの全行程をECCにご連絡いただきます。
帰国便手配 | 一般的には、以下の3つの経路の手配となります。 ①交換留学地→アメリカ出国空港(国内線) ②アメリカ出国空港→日本(国際線) ③日本国内の移動 |
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成績証明書の取得 | 日本の高校に復学する際、留学中1年間の成績証明書が必要となります。余裕をもってスクールカウンセラーに依頼しましょう。 ※万が一、アメリカ滞在中に入手不可能な場合は、スクールカウンセラーに返信用封筒(自分の日本の住所を記入し、切手を貼っておく)を預け、発行後、速やかに送付してもらえるよう依頼してください。原本が届くまでにまずはメールなどデータで送ってもらえるようにしてもらってください。 ※帰国後、成績証明書発行の依頼をしますと、アメリカの高校が夏期休暇に入るため、たいていの場合、届くまでかなりの日数、ときには数ヶ月を要することもあります。日本の高校での復学手続きに支障をきたしますので、可能な限り入手または郵送手続きの上、帰国してください。 ※個人情報のため、ECCまたはCHIが成績証明書の発行をアメリカの高校に依頼できません。必ず本人が直接アメリカの高校に依頼してください。 |
帰国の届け出 | 在留届を提出した時と同様に、外務省ホームページからオンラインでから帰国届を提出してください。 |
荷物の発送 | 留学が終わる頃にはたいてい荷物が増えています。持ちきれない荷物は、郵便または宅配便で自宅へ送ることになります。成績表など帰国後すぐに必要なものや貴重品は、必ず自分で持ち帰りましょう。 |
帰国便の再確認 | 帰国便の発着時刻は予告無しに変更されることがありますので、帰国前に必ず航空会社のウェブサイトでフライトの確認をしましょう。 |
Visit Japan Webの登録 | 入国手続き「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができるサービスです。海外から入国される方のほか、日本に帰国される方も利用することができます。Visit Japan Web |
6. 帰国
いよいよ帰国となります。
空港送迎の確認 | たいていの場合、ホストファミリーが最寄りの空港まで送ってくれます。ホストファミリーが送れない場合はCHIスタッフが送ってくれます。原則としてアメリカ国内線空港へは出発予定時刻の1時間半〜2時間前、国際線空港へは出発予定時刻の3時間半前までには到着するようにしてください。 |
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チェックイン | 自分の利用する航空会社のチェックインカウンターで、Eチケットとパスポートを提示して、搭乗手続きをします。搭乗券(ボーディングパス)を受け取り、搭乗ゲートを確認してください。また機内預け入れ荷物(スーツケース)を預け、Baggage Claim Tagを受け取ります。スーツケースの鍵はあけておきましょう。 ※機内預け入れ荷物(スーツケース)を預ける際に「全て自分で荷造りしたか、見知らぬ人から預かった物はないか」など、質問をされることがあります。 ※アメリカ国内線と国際線が同一航空会社の場合、国内線の搭乗手続きをする際に、国際線の搭乗手続きも一緒にしてくれるのが一般的です。その際は、機内預け入れ荷物(スーツケース)を乗り継ぎの空港で受け取る必要があるかどうかを確認しましょう。 ※機内預け入れ手荷物(スーツケース)が規定の大きさや重量を超える場合は超過料金がかかります。そのような場合は手続きに時間がかかりますので、余裕を持ってチェックインカウンターに向かってください。また詳細は事前にご利用航空会社のホームページまたは電話で確認してください。 |
セキュリティチェック | 機内持ち込み手荷物の検査及び、金属探知機による検査を受けます。靴を脱いで検査を受けることもあります。また液体物の持ち込みについては、日本出発時の注意事項を参考にしてください。 |
搭乗 | 通常、出発時刻の30分前から搭乗開始となります。尚、出発時刻やゲートが変更になることもありますので、アナウンスと出発便案内表示板には常に注意し、余裕を持ってゲートに移動してください。 |
日本到着 | 飛行機の中に忘れ物がないように降機してください。 |
検疫 | 入国規制に関する情報は厚生労働省ホームページをご確認ください。 |
入国審査〜荷物受取 | 自動入国ゲートを利用した際も入国スタンプをパスポートに押してもらうようにしてください。入国後は自分の乗ってきた便の荷物が出てくる場所を確認の上、ターンテーブルから荷物を受け取ります。万が一荷物が出てこない場合には荷物預り証(Baggage Claim Tag)を係員に見せて事情を説明し、調査をしてもらいます。またスーツケース等が破損している場合はBaggage Claimカウンターに申告してください。 |
税関申告 | 機内で配布される携帯品・別送品申告書に必要事項を記入のうえ、税関に提出します。Visit Japan Webへ事前に登録すれば、紙の申告書への記入は省略することができます。税関電子申告について |
到着ロビー〜国内線乗継 | 国内線へ乗り継ぐ場合は、利用の航空会社カウンターへお進みください。 |
7. 帰国後オリエンテーション
帰国された後、改めてオリエンテーションを行います。
アメリカの生活に慣れたことで、日本で逆カルチャーショックを感じることがあります。日本社会への再適応や進路についてご説明します。またご希望の方には、英語力テストを行い留学の成果も確かめることもできます。日程によっては次に交換留学に出発する方へ先輩としてアドバイスをお願いすることもあります。その際はぜひご協力をお願いします。