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高校生の留学で気になる海外治安への対策

元気で好奇心旺盛な高校生は留学するのにふさわしい年ごろ。
しかし、日本を含めて多くの国では未成年。
本人や保護者には心配や不安があっても当然です。
中でも治安は特に気になる点ではないでしょうか。
日本での一般的な防犯意識や対策は海の向こうでも通用するのか。
国や場所によっても事情はことなりますが、一般的な特徴や留意点を知っておけば助けになります。
備えあれば憂いなし。
安全で楽しい留学の参考にしてください。

未知の世界が広がる海外での生活。
新しい言葉を学び、異なった文化や生活習慣に触れる日々に期待は膨らみますが、現地には知り合いが少なく、土地勘がないのも事実です。
積極性はとても大事ですが、適度な警戒心も忘れずに行動しましょう。
日本でも海外でも高校生にはまだ保護者が必要です。
その意味では、ホームステイや寮生活など、大人のサポートを受けられる生活スタイルが理想的。
ホームステイならホストファミリー、寮ならハウス・ペアレントなどと呼ばれる大人が適宜対応してくれるだけでなく、その国や土地に詳しい社会人の立場で寄り添ってくれます。
言葉が不自由な上、習慣も異なる外国人留学生は想像以上に弱い立場にあります。
自分の存在をアピールし、常に何かと気にかけてもらうのが一番の防犯対策です。

これに対して昨今人気のシェアハウスは高校生の留学には適しているとは言えず、年齢の下限を設けている国や自治体もあるほど。
海外での共同生活のトラブルの原因は、騒音や人間関係だけでなく、アルコールや薬物、銃などもあり得ます。
シェアハウスの場合、住民の年齢や性別、国籍などはまちまち。
防犯への意識や対策も幅があるのが普通です。
シェアハウスはもともと自立した人々が対等に暮らすのが基本。
同居する高校生をきちんと守ってくれる大人なしではおすすめできません。

次に治安ですが、スリや置き引きなど携行品への被害から、身の危険を感じる犯罪まで、遭遇する可能性は日本よりかなり高いと言えます。
しかし、対応策がないわけではありません。
軽犯罪には厳重な貴重品管理が有効ですし、重度の犯罪が横行する危険なエリアに近寄らなければ普通の生活が送れます。
実際、ホストファミリーを含めて現地の一般の人々は問題なく生活しているのです。
行ってはいけないエリア、とってはいけない行動などを早めに認識することが防犯につながります。
日本ではしっかりしていると自負する高校生でも、海外に出れば勝手は全く違います。
まずは周囲と信頼関係を築き、現地に慣れ、自分なりの安全策を講じましょう。

治安の悪い地域を把握する

海外では都会でも田舎でもそれぞれに治安の悪い地域があり、危険度は日本とは比べ物になりません。
そのような地域には絶対に近寄らないのが最善の防犯対策です。
大都会や観光地でもない限り、情報は主に口コミ。
通学などで一人での行動が伴う場合、まずは地元に詳しい人に安全に関するアドバイスを求めましょう。
エリアに関する説明は道と道の間の建物群を表現する「ブロック(block)」や路地や裏道を指す「アリー(alley)」、行き止まりを意味する「デッドエンド(dead end)」などの言葉を交えて表現されることが多いのです。
説明がわからないときは地図を持参して印をつけてもらうなどして、きちんと把握することが大切です。
また、バスや電車など公共交通機関を利用する場合、行き先やルートの番号なども確認し、うっかり治安の悪いエリアに向かったり、通過したりすることがないようにしましょう。
バスに乗る時は前方の運転手から見える範囲内の席が安心です。
スマホの地図アプリの利用も気を付けたいもの。
日本では馴染みのない場所へ行くときに便利ですが、指示されるのは最も早く着けるコース。
海外では時間的に最短のコースが必ずしも良いコースとは限りません。
地図アプリは治安の悪さは考慮してくれないのです。
そもそも地図アプリを見ながらの移動は危険がいっぱい。
無防備で、不審な人物に付けられる原因にもなります。
地図はなるべく頭の中に入れ、堂々と歩くのが理想です。

夜出歩かない

例え日中は安全とされるエリアでも、夜に出歩くのは危険を伴います。
来日した外国人が「日本は女性が夜道を一人で歩ける信じられないほど安全な国」とコメントすると言いますが、海外では女性どころか男性であっても夜の一人歩きは避けるべきことです。
特に日本人は若く幼く見えがち。
高校生ならなおさらです。
車社会のアメリカなら、通行人自体がとても珍しく、歩いているというだけで無防備と捉えられる場合もあります。
夜にも人通りのあるニューヨークやロンドンなど大都会の繁華街も、夜は犯罪率が上昇し、危険なエリアも日中よりずっと広がります。
スリルや好奇心を満たすための外出であれば、絶対にやめるべきです。
アジア系の観光客は現金を所持しているという印象も強く、特に狙われやすいとも言われています。
自分がどうしたいかではなく、その状況で周囲から自分がどう見え、どんな危険があり得るのか。
客観的に考え、冷静に判断するのが安全を守る方法です。
それでも、どうしても夜出歩かなくてはならない場合は、人通りが多い表通りを利用しましょう。
前述のとおり、裏道や行き止まりなどは犯罪の温床。
また、大通りや表通りであっても、物陰や怪しい集団からはなるべく離れて歩くべきです。
心細い時はスマホで誰かと話しながら歩くのも有効ですし、防犯ブザーも意外と役に立ちます。

まとめ

海外の治安についてご理解いただけたでしょうか。
経済格差が著しく、銃や麻薬、アルコールなどの規制も緩い国には治安が悪い場所が多くあり、生活する上では注意が必要です。
日本ではそろそろ一人前に扱われ、自由度も高い高校生なら、警戒すべき地域の存在や夜出歩けないことに戸惑うかも知れません。
しかし、それもその土地の現実。
日本での生活から離れ、新しい体験をするのが留学です。
治安や防犯対策も成長のチャンス。
日本とは違う状況に自分はどう立ち向かえるか、意識を切り替えて挑戦してみてください。
その経験はこれからの人生にもきっと役立ちます。

その場に行かないと、学べないことがある。

LET'Sの世界へ踏み出そう。

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