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海外留学でアメリカを選ぶメリット・デメリット

英語を学ぶために海外留学を考える時、まず思い浮かぶのがアメリカ。
映画・ドラマ・音楽などを通してアメリカの文化や生活を見聞きしているうえ、国内で学ぶ英語はほとんどアメリカン・イングリッシュなので親しみもあるでしょう。
いままで身に付けた英語力を試し、さらなる上達を目指すならアメリカで、と考えるのは自然なことです。
今や海外留学は身近で、英語を学ぶにもイギリスやオーストラリアなど他にも選択肢がありますが、その中であえてアメリカを選ぶメリットやデメリットはなんでしょうか?

1.多国籍文化アメリカの魅力

古くはジョン万次郎や津田梅子の時代から、日本人にとって生きた英語を学べる国の筆頭はアメリカでした。
まして今やアメリカン・イングリッシュは世界の共通語であり、どこでも通用する英語を身に付けたいなら最適の国です。
移民を含め数多くの外国人を受け入れてきた経験から、公的な制度や施設も整っていて、あらゆるレベルや立場の外国人も自分にあった英語教育を見つけることができます。
また、民間の語学学校も規模や種類がとても多く、自分にとって理想の学習環境を選ぶことが可能です。
次に、アメリカ人はイメージ通りとてもフレンドリーです。
そしてこの気質はアメリカ人に通じるアメリカ英語を話すためには重要です。
現地の人々は具体的に英語をどう話すのか?声の強弱や大小、ジェスチャーなど、本場でこそ気付き、学べることもあります。
挨拶から買い物時のちょっとした受け答えなど、会話をするチャンスがたくさんあります。
フレンドリーさも身に付ければ、大きな自信となり、英語だけでなく、コミュニケーション力のアップにもつながるでしょう。
また、多国籍な人種構成も使える英語学習には大きなプラスとなります。
一般市民も、留学生を含め英語が不自由な人への対応に慣れていて寛大です。
そんな人々が英語を話し、生活している環境に身をおくと、自分も英語をどんどん話してみる勇気が湧きます。
異なった人種の話す英語に触れることにより、クセのある英語なども聞き取ることができ、理解できるようになり、実践的な英語を身に付けられます。
さらに、世界の政治や経済の中心地であるアメリカには世界中から優秀な人々がチャンスを求めて集まっています。
アメリカは多様な人材の受け入れがとても上手です。
これらの人々と出会い、交流することは、のちに世界的に活躍する基礎にもなってくれることでしょう。

2.気になるデメリット

費用が高い

英語を学ぶ留学先として選択肢がいろいろある現在、アメリカへの留学費用は比較的高めです。
特にニューヨークやロサンゼルスなど大都市の学校を選ぶと生活費や学費がかさむ傾向にあります。
ただ、都会には博物館や劇場、スポーツ施設など文化・教養施設が数多くあり、より多彩な経験をするチャンスに恵まれる可能性もあります。
しかも、さらなる進学先としての専門学校や大学などを実際に見学するにも便利です。
一方、費用が抑えられた地方の学校は勉強に集中でき、地元に密着した生活ができる利点もあります。
英語を身に付け海外で活躍することを考えるならば、さまざまなチャンスがあるアメリカ留学はお得といえるのではないでしょうか。

治安は大丈夫?

アメリカというとまずは銃社会であることへの心配、そして全般的な治安の悪さが気になります。
けれど、地域による治安の良し悪しは想像以上にはっきりとしています。
暗くなってから一人で歩くことは避ける、貴重品はなるべく持ち歩かないなど、普段から注意を払い、危険とされるエリアには絶対に近づかないようにすれば、銃を向けられるなどの危険な目に遭うことはまずありません。

車がなくて大丈夫?

ニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスなどの都市部では公共交通機関が発達していて、車なしでも大丈夫です。
滞在先から学校へのアクセスは、しっかりと確保されています。
ただし、公共交通機関を利用する場合には行き先などに十分注意して、危険なエリアには絶対に近づかないようにしましょう。
都心部を離れると車なしでは生活がままならないのは事実です。
ホームステイ先では生活必需品などはこまめに確認して早めに手に入れるようにしましょう。
また、車の中に鞄などを放置するのは危険です。

日本人が多い

日本人の留学先として大人気のアメリカだけあり、都市や学校によっては日本人がとても多いです。
そのため、つい長時間日本語で話してしまい、一緒に行動して英語学習の妨げになることもあります。
けれど、ホームステイ先で心細い思いをしている人にとってはホッとできる時間になりますし、現地ならではの情報を交換できると悪いことばかりではありません。
何のために留学しているのかを忘れないようにして程よい距離を保つようにしましょう。

3.まだまだあるメリット

外国での生活に不安はつきものですが、アメリカ留学にはデメリットを補って余りあるメリットがまだまだたくさんあります。

ホストファミリーが多い

古くから留学生を受けいれている国だけあり、ホストファミリーがとても多く、受け入れ態勢も充実しています。
都会から地方まで、好みの地域で自分の希望に沿うホームステイ先を見つけることが可能です。
また、経験が豊かなホストファミリーのもとで満足度の高い滞在が期待できます。

頼れる日系機関や企業がある

日本の大使館や領事館が主要都市にあり、日系企業も数多く進出しています。
保険会社と提携した日本語が通じる病院とも連絡が取りやすく、いざというとき安心です。
また、日本食も普及しており、一般的なスーパーマーケットでも手軽に日本の食材を手に入れることができます。
ホームシックの時や日本食を作ってホストファミリーに振る舞いたい時などに便利です。

最先端の技術やサービスに触れる

IT産業からエンターテイメントまで、アメリカは世界を牽引している国です。
その最先端の技術やサービスをリアルタイムで体験できることはアメリカ留学の大きな魅力です。
英語だけではなく、斬新な体験は見聞を広め、将来的にも役に立つことでしょう。

4.まとめ

アメリカだけでなく、オーストラリアやイギリスなど、英語留学先はどこも魅力的で悩むところです。
そんな中、敢えてアメリカを選択する理由をご紹介しました。
日本人にとって、語学としての英語はただ学ぶだけでなく、実際に使ってみることがとても重要です。
異なった国籍の人々が当たり前のように英語で生活をしているアメリカなら、留学生も自然に学び、生活していくことが可能です。
また、フレンドリーで懐の深いアメリカの人々は留学生活を多いに助けてくれることでしょう。
迷った時には日本人にとっての海外留学の王道、アメリカがお勧めです!

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