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ECC海外留学センター LET‘Sホーム 留学コンテンツ一覧 |  オーストラリアに海外留学したら訪れたい大自然の魅力5選

オーストラリアに海外留学したら訪れたい大自然の魅力5選

オーストラリアは豊かな自然に恵まれた国。
観光スポットでコアラとの写真撮影も楽しいですが、時間に余裕があれば、オーストラリアならではの大自然を体験できます。
数多くの魅力的なエリアから厳選してご紹介します。

グレートバリアリーフ

オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)」は、世界中のダイバー憧れの地。
1981年に世界自然遺産に登録されました。
全長約2000km、日本の国土に匹敵する広がりは宇宙からも確認できます。
350種以上に及ぶサンゴ、1500種を超す魚類の生息地で、さらにクジラやイルカ、ウミガメ、ジュゴンなど海洋生物の宝庫。
ボートツアーやクルージング、ゲームフィッシングなどさまざまなマリンスポーツ及びマリンエンターテイメントが楽しめますが、1番の人気はシュノーケリングとスキューバダイビング。
好みに合わせて海中の神秘を満喫できます。
一帯には大小600以上の島があり、有名なリゾートアイランドもあります。
ハネムーン先として人気のヘイマン島やハミルトン島、ダイバーなら1度は訪れたいヘロン島やレディエリオット島など、観光客の期待に応える美しい景色が待っています。

近年、海洋汚染や気候変動の影響も懸念されていますが、オーストラリア政府が国を挙げて保護に力を入れており、状況は改善に向かっています。

ウルル(エアーズロック)

オーストラリアの自然といえばまず思い浮かぶのがこのウルル。
小説『世界の中心で愛を叫ぶ』の舞台にもなった、世界でも最大級の一枚岩です。
19世紀後半、イギリスの探検家によって発見された時、当時の南オーストラリア植民地首相ヘンリー・エアーズにちなんで「エアーズロック」と名付けられましたが、3万年以上も前から周辺で生活してきた先住民族アボリジニには「ウルル」と呼ばれてきました。
1987年には世界複合遺産にも登録されています。
その形状から「大地のへそ」や「地球のへそ」とも呼ばれ、鉄分を多く含んだ砂岩であるため、鉄分が酸化した赤い色に見えます。
ただし、その赤は太陽光線によって七色に変化するとも言われ、朝と夕方は特に深みのある美しい赤で彩られます。

高さは東京タワーよりも高い348m、周囲9.4kmと圧倒的な大きさを誇り、以前は周辺の眺望を楽しむために観光客が頂上まで登っていました。しかし、アボリジニにとってははるか昔より聖地とされており、岩肌にある窪みや穴などには精霊が宿ると信じられ、宗教行事が執り行われてきた場所。登山用に打ち込まれた鎖や、観光客のマナーの悪さなども問題となり、入山規制が検討された結果、2019年10月25日をもって観光客による登山は永久に禁止となりました。
それでもセグウェイでの周辺見学やアボリジニの文化体験など、価値のある観光スポットです。

カカドゥ国立公園

ノーザンテリトリー北部にあるカカドゥ国立公園はアボリジニと自然との関わりについて学ぶのに最適な場所。
自然・文化両面での価値が認められ、世界複合遺産として登録されています。
全体としては日本の四国に匹敵する面積で、チモール海へと注ぐ3つの川、その支流によって造られた無数の渓谷や滝、大小の湿地、マングローブやユーカリの林が広がっています。
川沿いの岩場に残る古代壁画にはアボリジニの伝説や大昔に生息したといわれるタスマニアタイガーの姿を今も見てとれます。
クルーズ船で湿原に出れば、野鳥やクロコダイルなどを間近に観察することも可能。
さらに草原地帯には無数の蟻塚が塔のように立つ珍しい光景など、大自然とその歴史に触れることで、オーストラリアをより深く感じられるエリアです。

キュランダ

アボリジニの言葉で「熱帯雨林の村」を意味するキュランダは、ケアンズから北西に車で約45分走った高原にあります。
熱帯雨林としては世界最古の一つで、世界自然遺産となっていますが、19世紀には炭鉱の町として栄え、そこで働く人々のために鉄道が開設されました。
これが現在、「キュランダ・シーニック・レイルウェイ(Kuranda Scenic Railway)」として観光客用に活用されている列車です。
開設当時からの車両はレトロな魅力があり、牽引するディーゼル車に描かれたアボリジニの絵も併せて人気です。
片道1時間45分の旅では、渓谷を渡る橋からの景色やバロンフォールズ駅からの瀑布の迫力などを楽しめます。

この鉄道と世界でも珍しい全長7.5㎞のケーブルウェイ「スカイレール(Skyrail)」を組み合わせるのがキュランダ観光の定番。
ゴンドラは静かで安定感があり、熱帯雨林を俯瞰できます。追加料金がかかりますが、透明なガラスの床でできたゴンドラやオープンエアのケージに乗るのも魅力です。
キュランダは1960年代からヒッピーやアーティストが移住。
やがて、アート作品や手工芸品を展示・販売する「キュランダ・ヘリテージ・マーケット(Kuranda Heritage Market)」や「キュランダ・オリジナル・レインフォレスト・マーケット(Kuranda Original Rainforest Market)」ができ、人気スポットになりました。
また、近くにある「レインフォレステーション・ネイチャーパーク(Rainforestation Nature Park)」も大型水陸両用車でのツアーやコアラとの記念撮影などを目当てに多くの観光客が訪れます。

ブルーマウンテンズ国立公園

シドニーから車で西へ約1時間走ったところにある標高1000mほどの山並みが美しい国立公園。
実際には、北はクイーンズランドから南はビクトリア州まで4000km以上連なる山脈の一部です。
自生するユーカリから揮発される油分が太陽光を反射して起きる現象が特徴で、遠くからはこの一帯が青く霞んで見えることから「ブルーマウンテンズ」の地名が付けられたようです。
約90種のユーカリの下ではさまざまな野生動物が生息しており、2000年に世界自然遺産に登録されてからさらに脚光を浴びるようになりました。
この一帯は地形の変化に富み、迫力ある峡谷や滝、洞窟などさまざまな見どころがあります。
なかでも魔法により三姉妹が岩に変えられたという伝説のあるスリーシスターズ(Three Sisters)や、ブッシュウォーキングに最適のブラックヒース(Blackheath)、世界最古の鍾乳洞ジェノランケーブ(Jenolan Caves)が人気。
シドニーからのアクセスも良く、数多くの日帰りツアーが出ています。
観光用のロープウェイや世界一の傾斜を誇るトロッコ列車など施設も充実。
トレイルも整備されていて快適なウォーキングが楽しめます。

観光の起点となるカトゥーンバ(Katoomba)は19世紀中ごろからシドニーに住む上流階級の人々の避暑地として栄えてきた街。
当時を偲ばせるお屋敷やホテル、カフェなどの名残が今でも残っていて趣があります。

まとめ

豊かな自然と人類の歴史の痕跡が残るオーストラリアは価値観を覆されるようなダイナミックな体験ができる国。
時には留学先の都会を離れ、地球の大きさや先住民族について学べる場所へ足を運べば人生がより豊かになること間違いないでしょう。

その場に行かないと、学べないことがある。

LET'Sの世界へ踏み出そう。

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